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広がる自治体の「YouTube」活用/大阪市ほか(2008年9月18日)

市制作の動画をより多くの人に

大阪市は2008年8月28日から、インターネット動画配信サイト「YouTube(ユーチューブ)」に「大阪市チャンネル」を開局し、動画配信を始めました。

市が運営している動画サイト「OSAKA BB NET」の中から、おすすめコンテンツをYouTubeにアップすることで、より多くの人に大阪市の映像を見てもらい、市の魅力を知ってもらうのがねらいです。

9月上旬現在、配信されているコンテンツで注目なのは、平松邦夫市長自ら出演し、解説しながら政策提案している「水道事業の統合は市民・府民にメリットを!」。大阪府と市の水道事業統合問題という市民(府民)向けのテーマを、アナウンサー出身の平松市長が丁寧に分かりやすく説明しています。そのほか、大阪城天守閣の魅力など観光客向けの映像や、市交通局所有の昭和時代のレトロ映像などが配信されています。

和歌山をテーマにした投稿動画をYouTubeで

同じく8月28日、和歌山県は「和歌山県インターネット放送局」を開局。一部動画をYouTubeにアップロードし、放送局内のページで動画配信を始めました。こちらも、YouTubeを使うことで、より多くのアクセスを期待しています。なお、開局を記念して、現在、和歌山県出身の歌手・坂本冬美さんによる特別メッセージ映像を配信中です。

「知事記者会見」や「県広報番組」「世界遺産(高野・熊野)映像」など全部で8チャンネルあり、そのうちの一つ「みんなの投稿チャンネル」のコーナーでは、動画の投稿を募集しています。和歌山自慢、伝統料理紹介、旅行記など和歌山をテーマにした動画が条件。放送局では今後、投稿チャンネルで公開された動画作品を対象に、投稿作品コンテストの実施などを計画しています。

自治体でYouTubeを活用しているのは、会津若松市(福島県)、いなべ市(三重県)、信濃町(長野県)など。観光など域外向けのものから、首長の会見や政策情報など住民向けと思われるものまで、映像のテーマはさまざま。そのほか、一部担当課や職員個人でYouTubeに投稿するケースも見受けられます。自治体によるYouTube活用は、今後、さらに広がりそうです。

 

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