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トップページインフォメーション広報トピックス >携帯写真の投稿で媒体連携と双方向性を演出/足立区(2009年10月1日)

携帯写真の投稿で媒体連携と双方向性を演出/足立区

投稿写真をコメントと一緒に“ギャラリー”で公開中

東京都足立区で、携帯電話で撮影した写真を区民などから募集し、区の携帯サイトや広報紙、ホームページなどで紹介する「携帯deあだち」が好評です。身近になった携帯電話を使い、気軽な双方向のコミュニケーションを演出するとともに、メディアミックスにより、若い世代に区広報への関心をもってもらうのがねらいです。

「携帯deあだち」第1弾のテーマは、7月に行われた足立区の夏の一大イベント「足立の花火」。投稿のあった20作品を「携帯de花火ギャラリー」と題して、投稿者のコメントとともに区ホームページと携帯サイトで紹介。広報紙『あだち広報』8月10日号では、うち4作品を掲載しました。

第2弾は、9月21日の敬老の日にちなみ、祖父母と孫が一緒に映っている写真などを募集。投稿のあった16作品を「携帯de敬老の日ギャラリー」と題してホームページと携帯サイトで紹介しつつ、『あだち広報』9月10日号に3作品を掲載しました。

 

写真応募をきっかけに広報紙づくりに参加

区が2007年に実施した世論調査で、『あだち広報』を「ほとんど読まない」と回答した人の割合が、男女とも20代で大きく占めました。広報課では、若い世代にも広報紙を読んでもらうためのきっかけとして、ほとんどの若者が持っている携帯電話による「携帯deあだち」を考案しました。区民から情報を提供してもらうことで、行政との双方向の関係をつくりたいという思いもありました。

「双方向というと、かつてはインターネットの掲示板などが行政でもはやりましたが、多くが効果を上げていません。もう少し双方向の垣根を低くして、気軽な気持ちでコミュニケーションできる方法はないかと考え、今や多くの世代で生活必需品といえる携帯電話の活用を思いつきました」(広報課)

広報課では、一方で、「携帯deあだち」の投稿者の中から希望者に広報媒体制作に携わってもらい、住民参加の輪を広げていきたいというねらいもありましたが、早速、『あだち広報』9月10日号で、「携帯de敬老の日」応募者による特別リポートを掲載。区内にある公園の魅力を、区民の目線で紹介しています。【月刊『広報』2009年9月号に関連記事掲載

 

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