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「東日本大震災アーカイブ」を公開/国立国会図書館(2013年4月23日)

200万点以上の災害関連情報を検索・閲覧

国立国会図書館と総務省では、東日本大震災に関するデジタルデータを収集し、一元的に検索・閲覧できるポータルサイト「国立国会図書館 東日本大震災アーカイブ(愛称:ひなぎく)」を構築。3月から一般公開し、震災に関する各種データの活用を呼びかけています。アーカイブ化により、東日本大震災に関するあらゆる記録・教訓を保存し、次世代に伝えていくことで、被災地の復旧・復興や支援活動、今後の防災・減災対策、防災教育などに役立ててもらうのがねらいです。

検索・閲覧できるのは、地方自治体や大学、報道機関、各種検索サイトなどで蓄積されているデジタルデータ。官民の各種アーカイブとの連携により、東日本大震災に関する記録(原子力災害の記録も含む)のほか、阪神・淡路大震災など過去に発生した地震・津波・原子力災害に関する記録も検索対象としました。公開時点の情報総数は、東日本大震災関連で約20万点、その他の震災・原子力関連も含めると全体で200万点以上に上ります。

 

震災直後の自治体サイトデータも収集

検索するには、トップページからキーワードを入力(簡易検索・詳細検索)するか、写真やウェブサイト、音声・動画といった資料の種類別、日付、場所、資料提供元などのカテゴリーから選択。また、地図上に検索結果を表示する地図検索や、タイムライン上に検索結果を表示する時系列検索、閲覧件数の多い「コンテンツランキング」や、よく活用される「キーワードランキング」を活用することもできます。

自治体広報と関連が深い資料として、被災した自治体が震災直後から開設した公式サイトのデータを閲覧できます。当時の情報発信の状況を知ることで、災害時の広報に役立てることができます。同ポータルサイトでは、検索情報の充実を図っていくため、自治体や企業、研究所やNPOなど、各種団体からの資料提供を呼びかけています。

 

「国立国会図書館 東日本大震災アーカイブ」のトップページ。
システム名の頭文字を取って、「ひなぎく」の愛称が付けられている。

 

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