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広報紙の専用サイトで「動画」活用/宮崎市(2014年6月10日)

宮崎県宮崎市では2014年5月号から、広報紙を大幅リニューアル。紙面改革の目玉が「動画の活用」です。

 

民間との協働で実現

「新しい広報紙のテーマは『全世代をつなぐ情報紙』。若い人からお年寄りまで楽しみながら読んでもらえるよう、分かりやすい紙面づくりをめざしました。これまでの広報紙にはなかった新しい企画もあります」(広報広聴室)

新コンテンツが見られるのは、地域特化型電子書籍ポータルサイト『miyazaki ebooks』(ミヤザキ イーブックス)内にある特設ページ『市広報みやざき』の電子書籍版から。県内自治体などが発行する刊行物の電子書籍を閲覧できる『miyazaki ebooks』。今回のリニューアルは、同サイトを運営する印刷会社との協働で進められました。特設ページでは、市広報を電子書籍として閲覧できるほか、特設ページ限定のコンテンツを配信しています。

市内絶景スポットを写真で紹介する「みやざき再発見」。電子書籍版では写真から動き出したような演出の動画を見ることができます。人物紹介のコラム「Catch your Dream!」の電子版ではインタビュー動画を配信し、臨場感を高めました。そのほか、「みやざき旬食レシピ」では紙面に掲載した以外のレシピも公開。「プレゼント付きアンケート」は特設ページ上から応募することもできます。動画版だけに用意された「こちら広報広聴室です!」には広報広聴室職員がホスト役となり、特集にちなんだ担当課の職員が登場し、動画を活用して、魅力的に説明します。

 

デジタルをフル活用し広報紙の訴求を図る

広報広聴室が考えた、広報紙と動画による連携のねらいは、「活字や写真では伝えきれない魅力を、声や雰囲気、音などで伝える」「活字離れの傾向にある若い世代へアプローチする」「無料で身近に利用できるものはトコトン使う」など。特に若い世代には、動画をきっかけに、広報紙や市政に関心を持ってほしいという思いがありました。

「内容の充実はもとより、ビジュアルや、読みやすさ、楽しさを追求するなど、さまざまな世代の方に親しんでいただくよう工夫しました。これまで自治会加入世帯や公共施設などでしか手に入らなかった広報紙が、パソコンやスマートフォンなどの電子書籍で閲覧できます。さらに紙面では伝えきれない部分を、デジタルを活用して提供しています」(同)

広報広聴室では、市公式フェイスブックでも関連情報をシェアするなど、さらなる拡散を図っていきます。

 

※関連記事を「広報」2014年6月号に掲載

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