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トップページインフォメーション広報トピックス >フェイスブックで「予告投稿型コンテンツ」配信/浜松市(2014年8月18日)

フェイスブックで「予告投稿型コンテンツ」配信/浜松市

静岡県浜松市は7月から、市公式フェイスブック「いいら!」をリニューアル。これまでの配信に加え、連載形式のコンテンツを定期配信するなど、新しいスタイルに挑戦しています。

 

魅力的なコンテンツの提供に向け 大学で研究

浜松市公式フェイスブックページ「いいら!」は、2012年7月1日に運用を開始。自治体初の署名投稿や土日を含め365日年中無休で毎日投稿するなど独自の取り組みを行うほか、「浜松市ソーシャルメディア活用ガイドライン(業務編・プライベート編)」を策定し、全庁挙げての情報発信を進めています。

こうした取り組みが評価され、平成25年全国広報コンクールでは広報企画部門で入選。WOMマーケティング協議会による「ソーシャルメディア活用奨励賞」を受賞するなど一定の成果を上げてきました。「いいね!」の数も、2014年8月中旬現在で、5千を超えています。

「運用開始から1年以上が経過し、ソーシャルメディアを活用する自治体も急速に増加。他自治体との差別化を図り、ユーザーにとってさらに魅力的なコンテンツを提供するためには、今までに築き上げた『いいら!』のブランドを生かしながら新たな局面へステップアップする必要があります」(広聴広報課)

広聴広報課では、効果的な情報発信の手法・戦略を検討するため、浜松市の人事課が行っている事業である大学への職員派遣制度を活用。広聴広報課職員を静岡文化芸術大学へ派遣し、「効果的なソーシャルメディア活用」を研究しました。

 

特定テーマの記事を曜日や時間を決めて投稿

研究成果を踏まえ、7月1日から始まったのが、「『いいら!』Plus(プラス)」です。テレビ番組のように、特定テーマのコンテンツ(記事)を曜日や時間を決めて定期的に投稿(掲載)。投稿スケジュールをフェイスブックやサイトで事前に知らせておきます(予告投稿型コンテンツ)。

7月から10月までの予定で始まった新コンテンツは2つ。

「はままつ今昔物語」は毎週火曜日午後8時配信で、市内の今と昔の写真を比較しながら、「今の浜松のあの場所は昔はどんなところだったのか?」と浜松の面影を追うとともに、昔を知らない若い世代に新たな発見をしてもらうのがねらいです。

「明日話したくなる! 浜松小ネタ情報局」は、浜松ならではの"小ネタ"を解説。浜松では当たり前の景色や習慣、方言、実は浜松独自のものだったなど、家族や友人に思わず話したくなるような話題を、毎週金曜日午後8時に配信します。

「浜松をさまざまな切り口で紹介することで、より多くのユーザーに興味を持ってもらうことができます。一方で、ひとつの情報を掘り下げ、浜松の深みを紹介することで、よりコアなファンになってもらうことができます」(広聴広報課)

新コンテンツの配信以後、(今昔物語について)「なつかしさに涙が出そう」といったコメントや、「ここには昔何々があった」「当時こんなことをした」など、その場所にまつわる思い出などが寄せられているといいます。

「ユーザーの記憶を呼び起こし、改めて浜松に思いを馳せるきっかけになったのではと、手ごたえを感じています。今後もそういったユーザーに訴えかけ、行動を引き出すようなコンテンツを発信していきたいと思います」(同)

 

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