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『広報PR&IR辞典』

手元に常備したい広報業務のための辞典

『広報PR&IR辞典』
  • 藤江俊彦 編著
  • 出版:同友館
  • 発行:2006(平成18)年6月
  • 定価:2,200円(税込み)
広報ピーアール・アンド・アイアール辞典 表紙

本書は、当協会の広報アドバイザーである藤江俊彦・千葉商科大学大学院教授の編著による広報・PR(パブリック・リレーションズ)とIR(インベスター・リレーションズ)に関する用語の辞典。

例えば、「アクセシビリティ」は、「ウェブサイトにおけるユニバーサルデザインの取り組みの一つで、『だれもが利用できること』を意味する言葉……」、「株式交換」は、「企業が、他の企業を買収することによって子会社化などを図りたいとき、自社株式と買収対象企業の株式を交換することによって買収を成立させる手法……」といったように簡潔に説明されている。

「資本市場のステークホルダーである投資家、株主など関係者に情報開示し、説明責任を果たし、信頼関係を構築して正当な企業評価を得る活動がIR であり、公共社会の多様な利害関係者との間に同様の関係を相互作用によってつくる活動がPRである。本辞典ではさらに時代的パラダイムの変動の中でPRが SR(ソーシャル・リレーションズ)に進化を遂げつつあることを提示している。(中略)

広報PRとIRは従来の縦割り的発想では異なる分野のように考えられがちだが、どちらも経営主体にとってコミュニケーションによるステークホルダーとのリレーションシップづくりであることで共通している。そこでは個別科学を越える実践的な『知と方法』が求められる」(「まえがき」より)

日常的な広報業務を行うに当たって、手元に置いてあると便利な1冊だ。