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市区町村広報広聴活動調査結果(2003年度) - DTP

DTP

1 DTP導入推移

導入済み 860団体
導入予定 81団体
導入予定なし 2,113団体

ここでは、導入済み自治体の中で、何年に導入したか、OS導入推移はどうなっているのかをまとめた。

2000(平成12)年から2002(平成14)年にかけて導入のピークがあったことが分かる。2002(平成15)年で導入数が減少しているのは、おそらく合併前の買い控えではないかと推測される。

OS導入推移を見ると、2001(平成13)年にWindowsの導入シェアがMacintoshの導入シェアを超えたことが分かる。

年度別推移
1995(平成7)年以前 77
1996(平成8)年 71
1997(平成9)年 82
1998(平成10)年 78
1999(平成11)年 74
2000(平成12)年 111
2001(平成13)年 123
2002(平成14)年 107
2003(平成15)年 69
792

 

OS導入推移
年度別推移 Mac 累計 Win 累計
1995(平成7)年以前 56   21  
1996(平成8)年 52 108 19 40
1997(平成9)年 56 164 26 66
1998(平成10)年 37 201 41 107
1999(平成11)年 32 233 42 149
2000(平成12)年 41 274 70 219
2001(平成13)年 21 295 102 321
2002(平成14)年 12 307 95 416
2003(平成15)年 8 315 61 477

※2003年度調査時点での市区町村数

つまり、例えば1998(平成10)年にDTPを導入しても、それ以降に合併した自治体は、この数字に含まれていない。導入済み自治体860のうち、78団体は、導入年度、OS無回答。

 

2 DTP導入方法(導入予定も含める)

買い取り 448団体
リース 438団体

半数の自治体がDTP導入に際してリース契約を行っていることが分かる。

 

3 DTP導入によって経費、作業時間はどうなったか

経費
経費の増減
増えた 5団体
やや増えた 8団体
変わらず 146団体
やや減った 243団体
減った 435団体

「やや減った」と「減った」の合計が81.0%と、DTP導入によって8割の自治体が経費を削減できたことが分かる。

 

作業時間
作業時間の増減
増えた 159団体
やや増えた 173団体
変わらず 157団体
やや減った 190団体
減った 140団体

一方、作業時間については、どの項目も同じような割合である。DTP導入に際して、作業効率が一つの課題といえる。

 

4 DTP導入自治体、広報紙一部当たりの単価

一部当たり30円以上40円未満の自治体が255団体と一番多い。

一部当たりの単価

 

5 DTP導入時、引継時の対応

DTP導入時、引継時に研修を受けたと答えた自治体は、291団体。
研修を受けた日数は以下の通りである。二日間というケースが一番多い。

なお、前任者からの引継のみという自治体は、476団体。

引継時の対応

 

6 DTP機種及び満足度

DTP導入機種(OS) と、それぞれの満足度は以下の通り。

導入機種については予定も含む。

満足度については、100%で聞いて、回答があったものの平均。

Windowsは、Windows2000が一番多い。これは、導入当時の主流OSが2000だったと考えられる。

Macintoshは、Ver.9が一番多い。

以下の図表は、Windows、Macintoshともに、左の円グラフが導入OSのバージョン、右の表が満足度を表す。

 

DTP機種
Windows 導入数 満足度
98 124団体 67.3%
2000 235団体 80.5%
XP 158団体 80.4%
Me 8団体 57.1%
NT 15団体 79.1%

 

 

バージョン満足度
Macintosh 導入数 満足度
Ver.7 4団体 70.0%
Ver.8 48団体 68.5%
Ver.9 232団体 78.9%
Ver.10 17団体 83.5%
無回答 57団体 -

 

7 OS別レイアウトソフト導入数及び満足度

全体を見ると、クオークを導入している自治体が一番多いが、年度別導入推移を見ると、エディカラーやインデザインの導入が伸びてきていることが分かる。

レイアウトソフト別導入数とその満足度
レイアウトソフト 導入数 満足度
クォーク 312団体 77.4%
ページメーカー 134団体 71.4%
エディカラー 204団体 80.3%
インデザイン 135団体 79.0%
その他 52団体

 

OS別レイアウトソフト導入数の推移
  クオーク ページメーカー エディカラー インデザイン
Mac Win Mac Win Mac Win Mac Win
2000(平成12)年 290 15 31 110 18 48
2001(平成13)年 339 32 37 145 22 142
2002(平成14)年 319 41 37 137 24 165 5 58
2003(平成15)年 274 33 27 91 16 173 12 114

※それぞれ2000年度、2001年度、2002年度、2003年度実施の調査結果の数字。

インデザインは2002(平成14)年以降の製品。

それぞれ「レイアウトソフト別導入数」より数字が少ないのは、「どのOSを使用しているか」の部分が無回答であるため。

 

8 印刷所(出力センター)への入稿形式

MO 885団体
CD(R) 107団体
FD 172団体
DVD 0団体

ほとんどの自治体がMO入稿していることが分かる。

そのほかに、E-mailでの入稿が38団体、FTPによるアップロードでの入稿が11団体、USBメモリなどのメディアによる入稿が4団体。

 

9 導入以降の機種変更、バージョンアップ、レイアウトソフトの変更

導入後、OSの機種変更を行った自治体は、全体の約30%。

レイアウトソフトの変更を行った自治体は、全体の約17%。

DTP導入後のOSの機種変更
  以下のOSに機種変更した 機種変更していない
(以下のOSのまま)
合計 250 591
Macintosh 117 214
Windows98 17 94
Windows2000 61 144
WindowsXP 53 76
無回答 2 63

 

DTP導入後のシステムバージョンアップ
バージョンアップを行った 370
バージョンアップの予定はない 481

 

DTP導入後のレイアウトソフトの機種変更
  以下のソフトに変更した ソフト変更していない
(以下のソフトのまま)
合計 142 700
クオーク 33 259
ページメーカー 12 101
エディカラー 33 150
インデザイン 39 74
無回答 25 116

 

10 導入後のメリット

  • 校正が事前にできるので、必要記事数や写真の有無等を把握しやすく、校正段階の手間が短縮される。
  • 作業時間の縮小・製作コストの削減。
  • 業者が原稿文字入力していた時に比べて誤字脱字の改善等が期待される。
  • ノートPCとデザインソフト、プリンターがあれはDTPは始められる。電子入稿できて手軽。校正の手間もなく非常に満足できる。
  • 処理能力の高い機種を職員1人1台は必要。職員の負担は高くなるが、校正の労力が減り、入稿の期限に余裕ができる。
  • 印刷会社とのやりとりが少なくなり時間に余裕ができた。
  • 印刷する直前まで編集が可能。
  • 担当者の希望が業者に伝わり易いのはメリットが大きい。
  • 基本レイアウトの作成を目的にシステムを導入したことから画像編集・イラストソフトはない。印刷費の低減には繋がっていないが、印刷会社との連携により希望する紙面つくりには近づいている。
  • PC、ソフト、カメラなど自前。最初の投資が大きいが担当者のイメージ通りに仕上がり時間も短縮できるので成功している。
  • 印刷会社に入稿するまで数日の猶予ができる。
  • デジタルデータを他メディアへ転用することが簡易になる。

 

11 導入後のデメリット

  • リース期間が長すぎたため時代遅れとなっている。いつもエラーをおこし、編集作業に支障をきたしている。
  • 通常業務や庁内LANはWindowsのため、担当者が変わった場合、使いこなすまでに時間を要する。
  • 専門的なシステムのため移動などで引き継ぎする際に大変。すべての編集作業を自前でできるが、担当者の負担が大きい。
  • 経費削減になるが、レイアウトソフトを使える人材をいかに増やすかが課題。
  • 多数のグラフィックソフトを併用するため習得に時間がかかる。人事異動の際の引継が困難。自由なレイアウトができる半面、作業時間が増える。
  • ソフト・ハード間で色が合わず大変苦労している。
  • 印刷業者との調整、職員の技術・知識向上。
  • 印刷会社はMacintosh主流で、庁内はWindowsが主流。DTPソフトの高価さも導入のさまたげになっている。
  • OSとソフトとの相性があるので、簡単にバージョンアップしにくい。
  • 担当者が一人体制の場合、人事異動時に非常に苦労する。
  • 担当者の能力によっては広報紙の質が低下したうえに残業代かさみ、結果的にコストアップになってしまう場合もある。
  • 15インチのモニターではパレットを画面上に並べて操作できないのが問題。
  • 印刷製本費の軽減などが見込めるが、職員の研修等が必要になり、その時間がない。
  • 印刷業者でデータを活用できない。仕様に「業者側で負担(設備投資)すること」を明記しておかないと、経費負担のトラブルになる。
  • Macintoshを使っている業者への入稿がうまくいかない。
  • 一担当が専門化してしまうのも疑問に思う。
  • フォント環境が分かりづらい。導入前にきちんと理解していれば効率が良いと思う。
  • 画像処理などレイアウト校正以外の作業が増えた。現在は要領が分からず時間に追われている。
  • MacintoshからWindowsに転向したがWindowsのDTPが普及していないのが不安。
  • 印刷会社も同等以上の設備が整っていないと不具合が生じる。
  • アプリケーションソフト(例:イラストレーター・フォトショップ)のバージョンアップが早くついていけない状況。
  • 機種変更や印刷会社変更の際、フォントに関するトラブルが多い。

 

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