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広報用語集 (さ行)

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

    

サーバー (さーばー)

クライアント(パーソナルコンピューター)の要求に対して情報提供を行うなど、ネットワークにおける中心的役割を担うコンピューターのこと。特定の機能やデータを蓄積させたサーバーから、パーソナルコンピューターの要求に応じたデータを提供することで、ネットワーク運用の効率性を高めている。

再校正 (さいこうせい)

一度校正したものを修正、修正点が直っているかをチェックするのが「再校正」または「再校」とよばれる。

サイトマップ(さいとまっぷ)

サイトの構造を分かりやすく図式化したコンテンツのこと。サイト内のページ構成を一覧にすることで、情報の所在を案内できる。

差し替え (さしかえ)

校正によって指示した誤りを訂正すること。記事や写真などを、すべて別のものに入れ替える場合にも使う言葉。

刷版 (さっぱん)

印刷物を刷るための版。校了となったフィルム(4色なら4枚)を、印刷機にかけるために焼き付ける原版。

サムネール (さむねーる)

下書き、ラフ・スケッチのこと。

更紙 (ざらがみ)

JIS規格の印刷用紙Dに属する紙。新聞紙などに多く使われる。

三脚 (さんきゃく)

そろえておきたい撮影機材の一つ。ロー・アングル機構付きで持ち運びが楽なものが便利。

 

CRM (しーあーるえむ)

Customer Relationship Managementの略。1990年代前半に米国で生まれた言葉であり、日本語で「顧客関係管理」と訳される。企業経営において、情報システムを活用して個々の顧客の利便性をはかり、顧客満足度の高い関係を構築することを意味する。近年、自治体等の行政機関でも、ウェブサイトなどを利用した情報提供や情報収集、電子申請手続きなど、住民サービスと住民参加の観点から実践されている。

GIS (じーあいえす)

Geographic Information Systemの略。日本語で「地理情報システム」と訳され、地図データとその位置の属性情報を相互に関連づけて表示させるシステムを指す。災害時の被災地の状況を、視覚的に分かりやすく、リアルタイムに情報発信する手段として実用化されているほか、カーナビゲーションシステムなどにも応用されている。

CATV (しーえーてぃぶぃ)

ケーブルテレビ。地域密着タイプの当初からのCATVに加え、多チャンネル・双方向タイプの都市型CATVもある。

CSR (しーえすあーる)

Corporate Social Responsibilityの略。日本語で「企業の社会的責任」と訳され、企業が社会に果たすべき責任を意味する。企業は、雇用創出や税金納付という、従来の社会的責任を果たすことだけでなく、ステークホルダー(利害関係者)である消費者、従業員、地域社会に対して社会的な公平・公正性や地球環境に配慮した経営が求められている。

CMS (しーえむえす)

Content Management Systemの略。日本語で「コンテンツ管理システム」と訳され、テキストや画像、レイアウト情報などを一元的に管理し、サイトの構築や編集、運営などを行うシステムのことを指す。システムを導入することにより、htmlなどウェブサイト構築に必要な知識がなくても、ウェブサイトの管理が容易にできるという利点をもつ。

CMYK (しーえむわいけー)

シアン[Cyan/藍]・マゼンタ[Magenta/紅]・イエロー[Yellow/黄]の3色は「色の3原色」と呼ばれ、理論上は、すべての色を100%ずつ加えると黒になる(減法混色)。 プロセスカラー印刷は、これらの色の掛け合わせによって色を再現する。最後のKは、黒(スミともよばれる)がきれいに再現できないため加えられた[bracK]のK。黒[Key plate]のKとも言われている。

シアン (しあん)

CMYKのうち、シアン=Cyan“藍”(アイ)のこと指す。

字間 (じかん)

1行中の字と字との間、空白部のこと。文字の大きさを基準に、「全角(1倍=1文字分)アケル」「半角(2分=2分の1文字分)ツメル」「2倍(2文字分)アケル」などと指定する。

字間を詰める (じかんをつめる)

同じタイプフェース(書体)でも「し」「ト」などの平仮名、カタカナは幅が狭く、「っ」「ょ」のような促音、拗(よう)音は小さめに設計されているので字間にアキが感じられる。文字の間を均等に詰める方法、文字幅に応じて詰める方法とがある。

自治体広告(じちたいこうこく)

財源の確保や産業の活性化などを目的に、広報紙やウェブサイトなどの広報媒体、その他各種印刷物、公共施設のスペースなどを活用して、民間企業の広告を導入する自治体が増えている。

自治体コールセンター(じちたいこーるせんたー)

自治体での各種手続きやイベントなどの生活情報に関して、電話やファクス、メールなどによる問い合わせに応答するサービス。専用窓口を設けることで、電話のたらい回しを防ぐなど行政サービスの向上を図るとともに、問い合わせ内容をデータベース化することで業務プロセスの効率化を実現することができる。札幌市や横浜市などで導入されている。

字詰め (じづめ)

1行の中にはいる字数のこと。

シティセールス(してぃせーるす)

まちの魅力などを外部に効果的にアピールすることで、人やお金、モノ、情報などのさまざまな価値や資源をまちに取り込んでいく活動。政令指定都市を中心に、行政だけでなく、住民や企業と連携した協働型のシティセールスが積極的に行われている。

地紋 (じもん)

文字の下などに刷り込む幾何学的な連続模様のこと。

写植 (しゃしょく)

写真植字機を使って文字や記号を印画紙に焼き付けたもの。文字や記号は、拡大・縮小のほか、長体や平体、斜体などに変形できる。現在はDTPの普及により、写真植字機は、ほとんど使われていない。

シャドウ (しゃどう)

写真やイラストなどの暗い部分のこと。

Java Script(じゃばすくりぷと)

HTMLファイルに直接プログラムを書き込むだけで、ウェブサイトに動的な動きや仕掛けを演出できるプログラム。

住民参加型の広報 (じゅうみんさんかがたのこうほう)

広報紙づくりへの住民参加形態としては、広報連絡員やリポーターなどのほかに、編集スタッフの一員として編集会議などに参加してもらう「広報委員制度」、毎号の広報紙について意見・感想を述べてもらう「広報モニター制度」などがある。

主語と述語 (しゅごとじゅつご)

主語と述語の不対応も広報の文によく見られる。原因は、述語部分まで見通して主語を考えていないこと、一文の中にいくつもの内容を詰め込みすぎていることなどである。

出力線数 (しゅつりょくせんすう)

オフセット印刷では色の濃淡を、アミ点の大きさで表現している。このアミ点が、1インチの中にいくつあるかを表す単位を、線数とよぶ。通常のオフセットカラー印刷の場合は「175線」、モノクロ印刷の場合は150線。

出張校正 (しゅっちょうこうせい)

印刷所に行って校正作業をすること。

上質紙 (じょうしつし)

JIS規格の印刷用紙Aに属する上級の紙。書籍に多く使われる。

肖像権(しょうぞうけん)

自分の意思に反して、自分の顔写真などの肖像を撮影されたり、公表されたり、営利目的に使われたりしない権利。広報写真の撮影や公表に際して、住民などからクレームを受けるケースもある。広報活動においても、信頼性の確保や個人情報保護の観点から、プライバシーや肖像権に十分な配慮が必要になっている。

情報公開制度 (じょうほうこうかいせいど)

行政機関などが持っている情報を、請求によってだれもが知ることができるようにする制度。1982(昭和52)年に山形県金山町が「公文書公開条例」を初めて施行したのを機に、多くの自治体で条例が制定されている。

書体 (しょたい)

文字のスタイル。パソコン編集DTP)などの場合は、フォント(font)という。和文には、明朝(みんちょう)、ゴシック、ゴナ、ナール、タイポスなど、いろいろなスタイルがある。また、同じ明朝の中にも細・中・太などの種類があり、これらをファミリーと呼んでいる。

尻ぞろえ (しりぞろえ)

行の頭ではなく、行末で文章をそろえて組むこと。

四六判 (しろくばん)

書籍などで使われる。788ミリ×1091ミリ。

白抜き (しろぬき)

文字や図柄を白く抜いて印刷すること。

 

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ズーム・レンズ (ずーむ・れんず)

一本で単体レンズ数本の役割をしてくれる便利なレンズ。

ステークホルダー(すてーくほるだー)

利害関係者の意味。企業ではこれらステークホルダーと良好な関係が保たれていることが重要で、広報活動の大きなテーマになっている。企業にとってのステークホルダーは、従業員、株主、地域、消費者、取引業者、行政など。

ストリーミング (すとりーみんぐ)

容量の大きい動画や音声のファイルを、コンピューターにダウンロードしつつ、取得したデータから順に再生する技術のこと。従来は、データのダウンロード完了後に再生する方式が一般的であったが、この技術の普及により、再生までのユーザーの待ち時間が大幅に短縮されるようになった。

刷り色 (すりいろ)

印刷する色。1色刷りでも、スミ(ブラック)に限りなく近いアイやグレーを刷り色にすることで、独特の雰囲気を醸し出すこともできる。

刷り出し校正 (すりだしこうせい)

美術書など、特に色に関して神経を使う場合に、実際に印刷機から見本を刷り出して色校正をすること。コストと時間がかかるが、実際に印刷された状態が再現できる。

スレーブ(ユニット) (すれーぶ(ゆにっと))

ワイヤレス・ストロボ同調器ともいう。これを使うと、メーンのストロボの発光を受けた、数台のストロボが同調発光する。

スロー・シンクロ (すろー・しんくろ)

夜景を背景にしたり、暗い室内でストロボ撮影したりすると、まるで暗闇でストロボを発光させたように写ることがある。シャッター・スピードを遅くして夜景の露光に合わせ、ストロボを自動調光で発光させると背景も自然な感じになる。この方法をスロー・シンクロという。

 

背 (せ)

書物の背中、とじてある部分の外側のこと。背表紙ともいう。

政策広報 (せいさくこうほう)

周知だけでなく、理解や参加、協働などを目的とした広報のこと。政府や自治体が、国民・市民などの施策の対象者に向けて、現状報告や課題・問題提起を行い(広報)、それに対して発せられた意見(広聴)を、事業や計画に反映させるプロセス全体をいう。

製版 (せいはん)

文字や図版などを張り込んだ版下原稿と写真原稿を、製版カメラで撮影または製版用スキャナで読み取って原版フィルムに仕上げるまでの作業のこと。

責了 (せきりょう)

校正刷りに訂正箇所を残したまま、その部分の直しを印刷所などに任せること。責了とは「責任校了」の略で、印刷所などに責任を持って校了にしてもらうという意味。

セグメント(せぐめんと)

「部分、断片、分割する」などの意味。企業広告では、対象(ターゲット)である消費者を属性などで分類し(セグメントし)、ターゲットに合わせた広告展開を図っている。住民意識の高まりや生活様式の多様化などにより、広報活動においても、ターゲットを細かく設定するセグメントの作業が重要になっている。

節と章 (せつとしょう)

段落よりも大きなまとまり。普通、いくつかの段落で構成されている。節と章では、章のほうが大きなまとまりをいう。

全角 (ぜんかく)

1文字分の大きさのこと。半角(はんかく)は、2分の1文字分で「2分」ともいう。4分の1文字分は「4分」。

選挙公報(せんきょこうほう)

公職選挙法に定める選挙において発行される、候補者の氏名・経歴・政見などを掲載した文書。選挙管理委員会が有権者に無料で配布する。

 

ソフトライティング・ボックス (そふとらいてぃんぐ・ぼっくす)

ストロボを箱形の布で覆い、発光した光を拡散させ、自然な光を作る。

 

 

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