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プロとの共催で写真展を開催/静岡市(2008年6月18日)

静岡市ではこのほど、同市出身のフォトグラファーとの共催で、市内の日常的な風景をとらえた写真展を東京都内で開催しました。シティセールスの一環として実施したもので、自治体とプロのフォトグラファーが共催して写真展を開催するのは全国でも珍しい取り組みです。

同市葵区出身の萩原和幸さん(日本写真家協会会員)の写真展「静岡、てくてく。」は、5月29日から6月4日まで東京都千代田区のオリンパスギャラリーで開かれました。

展示されたのは、萩原さんが近年市内で撮影した数千カットの中から、選び抜かれたスナップ写真約50点。青空と市庁舎のシンボル・あおい塔、プールで遊ぶ女の子、駄菓子屋のおでんと子どもたち、学校裏の海岸と遠くに見える富士山など、高校卒業まで市内に住んでいた萩原さんが、かつて自身が見てきた何気ない風景を、現在の目線でとらえました。なお、萩原さんは静岡市が2007年に制作した『市勢要覧』の写真も多数手がけており、要覧に掲載された写真も展示されました。

写真にはそれぞれ、萩原さんの思い出などを綴ったコメントが添えられており、たとえば、「静岡では夏でもおでん。プールで冷えた身体をおでんで暖めながらかき氷を食べる。これが静岡流」「学校の裏はすぐに海岸で、ここをよく走ってたんだけど~(略)~大抵は大声で叫んでいたと思う…青春だったね」などと語り、普段着の静岡を演出しました。来場者からは、「静岡の空気を感じた」「住んでいるまちなのに、知らない風景があった」「なつかしい気持ちになった」などのメッセージが寄せられました。

萩原さんは今回の写真展をプロローグと位置づけており、合併で市域が変わった静岡市の日常を、今後も撮り続けていきたいと語っています。

 

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