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従来にない画角の動画でさらなる発信――水戸市(2015年8月21日)

茨城県水戸市ではドローン(小型無人機)を使い、市の関連施設などを空撮。これまで撮ることのできなかった画角の動画で、さらなる発信強化を図っています。

 

市の施設を中心に空撮

みとの魅力発信課イメージアップ係では、空撮した動画を編集し、市サイトで公開しています。J2水戸ホーリーホックのホームスタジアム・ケーズデンキスタジアム水戸、市の代表的な観光スポット・千波湖、高さ100メートルの塔がシンボルの水戸芸術館など、市の施設を中心に、それぞれ2分前後のショートムービーにまとめています。

動画を市民向け広報やシティセールスに積極的に活用している水戸市にとって、自前で空撮し、発信できるツールを手に入れた効果は大きいようです。

「千波湖やケーズデンキスタジアム水戸などは市民になじみのある場所ですが、上空からの動画は、市民はもちろん、市の職員でもほとんど見たことはなく、とても貴重です。以前は事業者に委託し、時間をかけて撮影していたものが、自前ででき、しかも高画質の画像が得られるのはすばらしいと思います」(イメージアップ係)

 

撮影時は3人体制で細心の注意

撮影時の安全確保も怠りません。イメージアップ係では、関係課や各施設の管理者に撮影の目的や手順などを事前に説明。理解や協力を得て撮影に臨んでいます。

撮影は常に3人体制。一人は送信機を持ちドローン本体を操縦、一人は送信機につないだタブレット端末でカメラを確認します。そしてもう一人は、周囲を常に見渡し、人物や建物などに影響がないか監視します。

ドローンは上下左右に動かすことができますが、安全面を考えて、現在は上昇と下降の動きのみで撮影。ほぼ操縦者の上空で、目視できる範囲で飛ばしています。市ではドローン活用に関する職員用の内部要項を定め、担当者が変わっても安全に運用できる体制をとっています。

「従来とは違った角度からの動画、静止画像を撮影できるため、庁内からは宣伝用の各種印刷物やウェブ用などに撮影してほしいといった要望も来ています。撮れば撮るほど、いろいろな使い道が考えられます」(同)

市では今後も、市の施設などを中心に空撮する予定。まずはさまざまな被写体を撮り、ノウハウを積んでいくことをめざしています。

 

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