お役立ちナビ

トップページお役立ちナビ広報ライブラリー > 『言葉に思いを込める技術』

広報ライブラリー

『言葉に思いを込める技術』

日本語の知恵の言葉のエッセンス

『言葉に思いを込める技術
  先達たちはどんな言葉で人の心をつかんだか』
  • 稲垣吉彦 著
  • 出版:自由国民社
  • 発行:2003(平成15)年8月
  • 本体価格:1,500円
言葉に思いを込める技術 表紙

「なにげなく発した言葉が、ナイフのように、思いもよらず相手を傷つけていることがあるかも知れません。刃物と同様、言葉は使いようです。『浮かべる水も、沈める水』とはよく言ったもので、言葉の働きはプラスにもマイナスにも作用するのです。使い方如何で得もすれば損をするのも『言葉』です。この本には、私の耳、目も動員してかき集めた『日本語の知恵の言葉のエッセンス』が詰まっています」(著者の言葉より)

著者は、NHKアナウンサーからスタートし、同放送文化研究所主任研究員、文教大学情報学部教授、日本広報協会技術顧問、日本広報学会理事、「日本新語流行語大賞」審査委員などを歴任した。『放送用語論』『日本語発音アクセント辞典』(ともにNHK出版)で第2回及び第12回放送文化基金賞受賞。そのほか、言葉や表現などに関する著書多数。

本書に紹介されている言葉づかいの達人たちは、田中角栄、戸板康二、池田弥三郎、宇野千代、草柳大蔵、渥美清、カーネギー、糸井重里、三原脩、曽野綾子など、総勢243人。
「箴言集と銘打つものは数多くあれどもこれほど多方面からの言葉を盛り込んだものを完成させることができたのは、ひとえに著者稲垣さんの人柄と目配りの見事さによるものだろう」とは、国語学者の金田一春彦氏が本書に寄せた推薦の言葉。