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『会社を救う広報とは何か』

自治体広報にも当てはまる「3つの広報の視点」

『会社を救う広報とは何か』
  • 著者:萩原誠
  • 発行:彩流社
  • 発刊:2014年8月
  • 価格:1,800円(税抜)
『会社を救う広報とは何か』表紙

日本広報協会発行の情報誌『広報』隔月連載「地域・大学・広報」を執筆する広報コンサルタント、萩原誠氏による最新刊。

大学広報や自治体広報に詳しいほか、大手繊維メーカーのマーケティング部長や広報部長を務めた経験などから、現状の企業広報の流れを読み解き、さまざまな課題に対するアドバイスをまとめている。前著『広報力が会社を救う』は、有川浩氏原作のベストセラー『空飛ぶ広報室』の参考文献にも挙げられている。

本書は、企業広報(コーポレートコミュニケーション)について、「3つの広報の視点」から分析している。

1つは「企業ブランドの信頼度をグローバルに高めるための広報の視点」。2つ目は、「コーポレートコミュニケーションの総合プロデューサーとしての広報の視点」。3つ目は、「リスクマネジメント(広義の危機管理)と、リスクが危機になった後のクライシスコミュニケーション(狭義の危機管理)の双方の指令塔としての広報の視点」。企業ブランドを地域ブランドと置き換えると、3点とも、自治体広報に当てはまる。

特に、総合プロデューサーとしての広報という視点は、自治体広報にとっても重要だ。「広報は広報部だけでやる仕事ではありません。全従業員が関与する仕事です。広報部は企業全体のまとめ役でありプロデューサー(演出家)です」(「はじめに」より)。従業員(職員)の広報マインドを高める方法も紹介する。

 

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