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広報用語集 (た行)

あ行 か行 さ行 た行 な行 は行 ま行 や行 ら行 わ行

    

ターゲット(たーげっと)

「標的・まと」から転じて、広報活動の対象のこと。コミュニケーション手段が多様化・細分化している中で、情報を効果的・効率的に伝えるためには、「だれに・何を・どのように伝えるか」というターゲットの設定が重要になる。

タイトル (たいとる)

本の標題や大見出しのこと。

タイポグラフィー (たいぽぐらふぃー)

文字のデザインは、書体単独ではなく、組まれた文字組みとして考えられている。本来、言語や文字には民族の歴史や文化が刻まれており、モダンデザインの世界でも完成度の高い書体はそれほど多くはない。

台割り (だいわり)

本を印刷する時は数ページをまとめて機械で印刷する。この時のページをまとめたものを「台(だい」と呼ぶ。台ごとに内容などを区別した一覧表を「台割り表(だいわりひょう)」という。

タウンミーティング(たうんみーてぃんぐ)

行政側の代表が住民と意見交換することで、施策の内容を直接住民に伝えたり、住民の声を聴き行政運営に反映させたりする制度。

裁ち落とし (たちおとし)

写真や図版などを用紙の端いっぱいにレイアウトすること。裁ち切り(たちきり)ともいう。

脱稿 (だっこう)

原稿をすべて書き終えること。

ダブル・トーン (だぶるとーん)

1枚の写真から2枚の版をつくり、2色または濃淡の違う同色のインキで刷り重ねること。

タブロイド判 (たぶろいどばん)

新聞や情報誌で使われる用紙サイズ。546ミリ×813ミリが基準。

段間 (だんかん)

段組みしたときの段と段との間、空白部のこと。

タングステン・タイプ (たんぐすてん・たいぷ)

写真用のタングステン・ライト(電灯光)を使って撮影する時に使用するフィルムで、赤みを抑える。

段組み (だんぐみ)

本文をいくつかの段に分けて組むこと。A4判の広報紙では、5段組みのものが多い。

暖色 (だんしょく)

暖かみを感じさせる赤系統の色。

段落 (だんらく)

文章における内容上の切れ目。意味の上でのまとまりをもつ。「パラグラフ」ともいう。

 

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地域ブランド(ちいきぶらんど)

ブランドには、他の商品やサービスと識別するためのシンボルマークや模様などを指す「狭義のブランド」と、商品やサービス、組織に対する消費者や顧客のイメージの概念を表す「広義のブランド」がある。地域ブランドは地域活性化策の一つで、それぞれ独自の取り組みが行われている。地域ブランド力を高めるためには、単に商品・サービスの魅力だけでなく、それらを地域全体のイメージアップにつなげていく工夫や、ブランド力を維持・向上させる継続した取り組みが欠かせない。

地域ポータルサイト(ちいきぽーたるさいと)

ポータルサイトとは「インターネットの玄関口」のことで、地域(自治体)の観光情報やイベント情報、店舗情報などを総合的に扱っているウェブサイトのこと。従来は地元の企業や商店街などがサイトを立ち上げるケースが多かったが、最近では自治体が民間(企業やNPOなど)と協力して立ち上げるケースも目立つ。

中質紙 (ちゅうしつし)

JIS規格の印刷用紙Bに属する中級の紙。雑誌に多く使われる。

庁内広報 (ちょうないこうほう)

役所などの組織内部に向けた広報。庁内広報紙の発行や懇話会、研修会などを通じて、組織内部のコミュニケーションの円滑化をはかることを目的とする。

著作権(ちょさくけん)

著作者が自分の著作物の複製・翻訳・放送・上演・演奏などを独占し、著作物を他人に勝手に利用されない権利のこと。著作物として、小説や論文、楽曲、歌詞、絵画、建造物、映画、写真、コンピュータ・プログラムなどさまざまなものが著作権法の適用を受ける。広報媒体制作では他人の著作物を利用することが多いため、著作権に対する注意が必要である。

 

束 (つか)

書物の厚さのこと。新しく書物を発行するときは、実際に使用する用紙を使って束見本を作ってもらう。

束見本 (つかみほん)

実際の仕上がりと同じ用紙やページ数でつくった白紙の見本。ページものの印刷物をつくる際は、印刷会社に束見本を作成してもらい、事前に仕上がり時の重さや厚さを確認する。

詰め打ち (つめうち)

通常、文字はベタ組みするが、それよりも字間を詰めて組むこと。平仮名が続く見出しなどの場合は、間延びしたイメージを防ぐため、意識的に詰め打ちすることもある。

 

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TTL測光 (てぃーてぃーえるそっこう)

被写体の光量が撮影レンズを通過した露光を測定する方式。一眼レフカメラの露出計内蔵の基本的な測光機構である。

DTP (でぃーてぃーぴー)

「desktop publishing」の略。コンピューターによる編集・印刷システム。DTPの誕生と普及により、従来の編集・印刷作業は大きく変わった。代表的なレイアウトソフトは、「インデザイン」「クォークエキスプレス」「エディカラー」「ページメーカー」など。このほか、画像編集ソフトの「フォトショップ」、グラフィックソフトの「イラストレーター」などを使う。

dpi (でぃーぴーあい)

dots per inch「どっと・ぱー・いんち]の略で、画像解像度のこと。画面表示やプリントアウト時に、点の細かさを表わす数値の単位。1インチの長さに点がいくつ入るかを示す。スキャナ、ディスプレイ、プリンタの解像度を表わすのに一般的に使われている。

ディフューズド・ライティング (でぃふゅーずど・らいてぃんぐ)

直射光を反射させたり散乱させたりして、柔らかい光質にすること。

テキスト (てきすと)

文字の集まり。文字原稿を表す意味でも使われる。

デジタルカメラ (でじたるかめら)

CCD(電符結合素子)で光を電気信号に変え、画像をメモリー(記憶素子)に記録する。フィルムを使う従来の銀塩カメラとは違う新しいタイプのカメラで、現在はこのデジタルカメラが主流になっている。

出前講座(でまえこうざ)

住民が集まる集会などに自治体の幹部職員などが出向いて、希望のテーマの施策について説明し、意見交換すること。住民と直接コミュニケーションすることで、施策に対する理解をより深めてもらうのがねらい。

デュープ (でゅーぷ)

デュープリケーション(duplication)の略。オリジナルのポジフィルムやネガフィルムを複製したもの。編集、印刷工程で、デュープを使用すれば、トラブルでデュープが紛失してもオリジナルは確保できる。

電子会議室 (でんしかいぎしつ)

BBS(電子掲示板)と同義で用いられることもあるが、特定のトピックス(話題)を立て、それに関してツリー状に書き込みのデータベースが構築される特徴を有するという点で区別される。

天地 (てんち)

書物、用紙、版面、写真、図版などの上部=天、下部=地のこと。写真などの拡大・縮小は、「天地50ミリに縮小」などのように指定する。

 

動画(どうが)

動いている画像のこと。情報のインパクトが強く、理解度が比較的高いことから、自治体でもキラーコンテンツの一つとして導入したり、動画専用のインターネットテレビ局などを設けたりする団体が増えている。行政情報、まちの出来事などが番組として、また、首長会見や議会の審議状況が生や録画で放送されている。

透過原稿 (とうかげんこう)

図版原稿のうち、原稿の表面を光が透過する性質がある「ポジフィルム」や「ネガフィルム」を指す。

特殊インキ (とくしゅいんき)

通常の4色刷りに使うインキ以外の特殊な色を印刷するインキ。金色や銀色、蛍光色などを再現したいときに使う。

特集(とくしゅう)

広報紙や広報番組などで特定のテーマや事柄をとりあげて編集・放送すること。また、その記事・番組など。自治体広報紙では、地域住民に周知徹底を図りたいと思うテーマや、住民の関心が高まっている問題について特集を組む。構成としては、そのテーマの現状分析や問題点、展望、提言などをまとめたものが多い。特集をまとめるには事前の準備や綿密な取材、立体的な編集が欠かせない。こうした特徴的な記事を企画することで、読者への訴求力をより高めることができる。

特集のその後 (とくしゅうのそのご)

紙面で特集を組んだとき、その特集を読んだ住民はどう感じたかということを、さらに広報していく。そうすることによって、住民の、特集で組んだ問題に対する理解も深まる。

扉 (とびら)

本の部分名称で、本の最初にくるタイトルページをさす。

ドメイン (どめいん)

コンピューターやネットワークに付けられるアルファベットの識別子で、インターネット上の住所を表す。数字の羅列であるIPアドレスを、人間により認識しやすいように書き換えたもの。例として、ウェブサイトでは、http://www.koho.or.jp/の「koho.or.jp」が、電子メールでは、○○○@koho.or.jpの「koho.or.jp」が、それに該当する。

トリミング (とりみんぐ)

写真原稿の不必要な図柄をカットし、構図や輪郭を指定すること。紙焼き写真などの場合、写真の上にトレーシング・ペーパーやパラフィン紙などの透明・半透明紙をかぶせて、その上に指定する。写真データの場合、フォトショップなどの画像編集ソフトで必要な部分を抜き出す。

トンボ (とんぼ)

印刷物の見当を合わせるための目印。通常「+」のマークで表されるためトンボと呼ばれている。

 

 

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