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360度動画で“体当たり”感がパワーアップ/福井県(2018年9月13日)

福井県が配信するPR動画「おいでよ!ふくい」で、企画から撮影、出演、編集までを一人でこなしている広報課の岩田早希代さん。カメラを片手に県内各地を回り、伝統工芸や特産品、レジャーや食など、福井県ならではの魅力を、好奇心あふれる体当たりリポートで伝えている。そうした活動が評価され、「地方公務員が本当にすごい!と思う地方公務員アワード2018」(Heroes of Local Government 主催)を受賞した。

「おいでよ!ふくい」は、自主制作による数分間の動画を毎月1本公開するとともに、フェイスブックやインスタグラムにも関連情報を投稿。「お店や食べものだけを紹介するのではなく、地域の良さも描く」「くすっと笑えるおまけ映像を入れるなど手作り感や親しみやすさを演出する」などをモットーに制作する。ナレーションやリポートも元気いっぱいで、視聴者から「県庁のおねえさん、すごい!」といったコメントが寄せられるなど、その行動力の高さで人気を集める。

映像効果で予想以上の臨場感

ネット配信らしさをより出していこうと、公益財団法人ふくい産業支援センターの協力で制作しているのが、「360度」映像による動画だ。360度撮影用カメラを片手に持ち、現場からリポートする。

 7月公開の「“北陸のハワイ”『水島』リゾート」では水島(敦賀市)でシュノーケリングに挑戦し、透明度の高い海の中から伝えた。8月公開の「あわら湯かけまつり」(あわら市)では、市民も巻き込み、ずぶ濡れになりながら実況した(写真)。岩田さんは「予想以上に臨場感・熱気が伝わる映像になった。これまでで一番体当たり感が出た」と振り返る。360度動画に対し視聴者からは、「すごい! 見たことのない映像!」「一緒にその場を旅している感覚になった」などの反応が返ってきた。

 「一人でも多くの福井ファンを増やせるよう、これからも頑張って発信していきたい」と語る岩田さん。一方で、「SNSでの発信は情熱と少しのスキル習得できること。そのノウハウを庁内外に伝え、発信の輪を広げていきたい」と、今後の目標を見据えている。

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