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埼玉ちょ~でぃーぷな観光協会

“でぃーぷ”なスポットを 視点を変えて魅力的に伝える

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「ちょ~でぃーぷな観光協会会長日記」

“ヨン様”ファン必見の韓流スポットが埼玉に!――埼玉県内の“でぃーぷ”な観光スポットを紹介したサイト「埼玉ちょ~でぃーぷな観光協会」には、人気アニメやドラマに関係のある神社など、地元の人でも見過ごしそうな何気ない場所や、一部の人たちにしか知られていない“でぃーぷ”な場所の話題が、訪問記や写真で多数紹介されています。そのファンなどが呼び水となり、サイトへのアクセスはもちろん、それらスポットへの訪問者も増えているそうです。

地元の盛り上がりぶりを伝える「会長日記」

全国レベルで有名な観光資源が少ないといわれる埼玉県。そこで考えたのが、「あまり有名でない観光スポットでも、話題を掘り起こし、視点や切り口を変えて伝えることで、埼玉らしい魅力的な観光スポットとして発信できるのではないか」(観光振興室“でぃーぷ”担当)ということでした。

サイトは、“観光協会会長”が知る人ぞ知る“でぃーぷ”スポットを訪れ、イチオシ情報として日記風に伝える「ちょ~でぃーぷな観光協会会長日記」と、観光資源別に「アニメ課」「エンタメ課」「ロケーション課」「面白スポット課」「ゆるキャラ課」の五つの“課”で構成されています。読者に好評という会長日記から、最近話題の二つの“でぃーぷ”スポットを紹介しましょう。

鷲宮町の「鷲宮神社」は「関東最古の大社」として知られていますが、最近は、人気アニメ『らき☆すた』の舞台として多くのファンが訪れます。鷲宮町や、主人公が住むという隣の幸手市では『らき☆すた』でまちおこしを展開するほどに。会長日記では、神社周辺で行われた鷲宮町商工会主催イベントの盛り上がりぶりが綴られています。

ヨン様ファンの参拝が増えている」との情報を得て訪問した高麗神社(日高市)は、かつて朝鮮北部に栄えた高句麗国からの渡来人・高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を祀(まつ)るという、こちらも由緒ある神社。その高句麗を舞台に現在NHKで放映されている韓流ドラマ『太王四神記』の影響もあり、主人公を演じるペ・ヨンジュンさんファンが多数訪れ、いまや“ヨン様の聖地”と呼ばれることも。日記からも、ファンの熱狂ぶりが伝わってきます。

“でぃーぷ”担当おすすめなのが、「面白スポット課」で紹介している秩父市・秩父ミューズパークにある「旅立ちの丘」。卒業ソング『旅立ちの日に』発祥の地である秩父をPRし、また、広く歌い継がれていくことを祈念してつくられたモニュメント「旅立ちの丘」は、展望デッキになっていてデッキ上でそのメロディーを聞くことができます。会長日記では、娘さんを亡くした父親が自殺しようとして立ち寄った旅立ちの丘でこの歌を聞いて自殺を思いとどまった、という話を秩父市職員から聞いて感動したエピソードが語られています。

そのほか、『となりのトトロ』の舞台といわれる狭山丘陵、朝霞駅南口前に立つ「本田美奈子モニュメント」、ウルトラマンや仮面ライダーシリーズなど特撮物の撮影がよく行われる古墳時代の横穴墓群「吉見百穴」(吉見町)、『鉄腕アトム』の銅像がある飯能市の中央公園など、ファンでなくとも興味をそそられそうなスポットがたくさん紹介されています。

地域で観光資源を見直す動きに

サイトは2008年4月の開設以来、3か月で440万以上のアクセスを集めました。一方、県内各市町村の担当者や一般の方から、新たなスポットや話題に関する情報提供が増えているといいます。先日は、サイトについて調査するため北海道の大学から教授と学生が県庁を訪問したそうです。こうした傾向について“でぃーぷ”担当では、「各自治体や関係者の間で、これまで目を向けてこなかった観光資源をもう一度見直す動きが出てきているのでは」と分析しています。

今後は、アニメやドラマ以外の“でぃーぷ”なファン向けのコーナーも開設したいと語る“でぃーぷ”担当。今後どのような“でぃーぷ”スポットが紹介されるのか、埼玉通も気になる観光情報サイトです。

 

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サイトのタイトルと字体にこだわったというトップページ

http://www.sainokuni-kanko.jp/deep/
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「ちょ~でぃーぷな観光協会会長日記」

おもしろスポットを訪れ、出会った人との会話や、ファンが盛り上がるようすなどをつづる

http://www.sainokuni-kanko.jp/deep/diary01.htm#20080707
ちょ~でぃーぷな観光協会会長日記の画像

(2008年8月掲載)

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