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広報ライブラリー

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見やすい・読みやすい・伝わるをつくる 文字組力

公開日 : 2026年4月9日

 著者:NASU Co.,Ltd.

 発行:インプレス

 発行:2025年11月

 価格:価格:2,200円(税込み)

 

理論や知識だけでなく文字組の考え方まで

ビジュアルな紙面が増えてきた自治体広報紙だが、「情報伝達の基本は文章」という原則は昔も今も変わらない。漢字やひらがななどさまざまなタイプの文字を組み、限られたスペースに配置するのが「文字組」だが、初心者でなくても、「なんとなく読みにくい」「タイトルが目立たない」など、レイアウト画面や校正紙面を見ながら悩むことも多い。
本書は「文字組とは?」「フォントの選び方」など5章構成。デザインで文字を扱うために覚えてほしい五つの基本について解説する。文字組の概念を知り、文字組におけるフォント、レイアウトとは何かを学ぶほか、最後は、「客観的にジャッジする」ための方法を覚える。各章の詳細も、概論だけ知る「基本解説」、周辺知識も知る「TIPS」、概論で学んだことを実践する「LET’S TRY!」の3項目に分かれており、理解から実習まで段階を踏んで理解していく。
この本では、文字組の理論や知識だけでなく、『文字組の考え方』を紹介しています。教科書のように『正解』を示すのではなく、『どうすれば文字組が上達するか』を伝えることを目指しました」(はじめに)。
文字組は明確な法則がなく、自分では読みやすいと思っていても、他の人にとってはそうでないこともある。そこでCHAPTER 5「客観視」では、著者(デザイン会社)が実践している、冷静な視点で客観的に見直す方法を紹介する。
「文字を正しく扱えることが、デザインを心から楽しむ第一歩」「文字は、まっすぐ誰かに届くためのもの。そして文字組は、その声が信頼をまとって伝わっていくためのもの」(おわりに)。著者によるこれらの言葉から、文字を組む魅力や可能性が伝わってくる。

 

  • 月刊誌「広報」2026年2月号掲載

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