
広報セミナー
広報セミナー 2025カリキュラム
公開日 : 2025年9月16日
更新日 : 2024年9月19日
カリキュラム
講義 各約60分
講義1
- 生成AI利用時に気をつけたい著作権
慶應義塾大学大学院法務研究科教授 奥邨 弘司 氏
地方自治体の業務に、生成AIの利用が進みつつあります。地方自治体が生成AIを利用する上で重要なのは、どういったケースでは生成AIで作成したものが著作権侵害になるのかを理解することです。注意すべき著作権上の問題について、「生成AIコンテンツの保護」「著作権侵害のリスク」「機械学習と著作権」といった観点から学びます。
●プロフィル
京都大学法学部卒。ハーバード大学ロースクールにて修士課程修了。電機メーカーでの法務実務や神奈川大学での教育を経て、現職に。専門分野は、著作権法、知的財産法や企業内法務。著書に、『AIと著作権』『概説 デジタル/インターネットと著作権法』(近刊)ほか。
講義2
- テクニック以前の文章講座~読者目線で書く第一歩~
コピーライター/あつらえ文章工房代表 平田 けいこ 氏
「文章術を学んでも、なかなか書けるようにならない」とお悩みではありませんか。実は文章の質は、書く前に9割決まります。この講座では、書籍やウェブ記事ではあまり触れられていない、文章を書く前の心構えや準備について解説していきます。“そもそも論”を学ぶことで、読者目線の分かりやすい文章を書く第一歩を踏み出せます。
●プロフィル
金融業界のカスタマーサービススタッフや歯科業界のライターを経て、2015年に独立。1歳児を抱えて仕事ゼロの状態からウェブ発信を続けて受注を増やし、現在は東証プライム上場企業から個人事業主まで幅広い層のコンテンツを執筆している。コピーライティングの研修講師としても活動中。月刊誌『広報』にて、「現場での不安が減る~取材スキルを身に付ける」を隔月で連載している。
講義3
- ワンランク上の写真が撮れるように実践的な武器を身につけよう
写真家 鈴木 知子 氏
人が見ていいな、素敵だなと思う写真は、実は複数の武器を組み合わせて撮影したものが多く、カメラやレンズの撮影機材の性能に、アングルやポジションなどを考えて撮影することがとても重要です。パッとしない写真に変化を与える、写真が確実にうまくなる方法を学びます。
●プロフィル
東京工芸大学短期大学部卒。広告撮影プロダクションに入社。写真家、柳瀬桐人氏(他)のアシスタント経験後、コマーシャルフォトを中心に活動。現在フリーランスとして地元横浜に事務所を構え、カメラ片手に日々奮闘中。近年は雑誌への作品提供やフォトコンテストの審査、セミナー講師、写真ハウツー書籍の執筆も行っている。著書に『すずちゃんが教える写真の十八番』。
講義4
- 配色の基本~効果的な色彩活用の第一歩
一般社団法人国際カラープロフェッショナル協会代表理事 二宮 恵理子 氏
広報紙やウェブサイトで色を使うとき、どういった配色をすれば見やすく分かりやすいのか考えたことはありますか。色は、色相、明度、彩度の三つで決まるといわれています。どんな色が目に留まりやすいのか、色が人にどのような印象を与えるのか、心地よい配色は何か。日常の業務で使える配色の基本を学びます。
●プロフィル
一般社団法人国際カラープロフェッショナル協会代表理事。Imagination Colors校長。色彩検定協会認定講師、日本パーソナルカラー協会認定本部講師ほか多数資格取得。色彩指導者として企業・官公庁・ホテルにてセミナー・研修・講演会を30,000回以上実施。大学・専門学校・スクールで色彩検定受験者など30,000人以上を指導。著書に『マンガでカンタン!配色の基本は7日間で身につきます。』『合格率9割超!二宮恵理子の色彩検定3級テキスト&問題集』『好きな色は似合う色~真実のパーソナルカラー』
講義5
- 「ひとり広報」を乗り越える
EAT UNIQUE代表取締役 小野 茜 氏
広報部署に異動になったものの、十分な引き継ぎもなく、しかも人員不足のため、担当はひとりというケースは少なくありません。経験が浅いため、何をどのようにやるか分からない「知識」の不足。やるべき業務が多すぎて十分に広報活動できない「時間」の不足。業務を進める上で、まわりとの「コミュニケーション(つながり)」の不足。そんな「ひとり広報」の悩みを解消するためのノウハウを学びます。
●プロフィル
飲食店やホテルでの勤務経験のほか、外食業界向けニュースメディア「フードスタジアム」でのライター・デスク業の仕事を経て2012年に株式会社ABC Cooking Studioに入社。広報、新規事業開発、アライアンス事業を担当。2016年に独立。半年後にはPR支援会社、株式会社EAT UNIQUEを設立。現在は、ベンチャーから大手企業まで多様な業種・業界において広報活動を支援。著書に『ひとり広報の戦略書』。
事例発表 各約15分
事例発表1
- Z世代に向けたSNS発信
埼玉県越谷市
美容専門学校の学生たちと一緒に、地域の伝統やイベント、野外活動など、越谷市の魅力をSNSで発信する取り組みを紹介します。
事例発表2
- 毎日見たくなるホームページを目指す
熊本県大津町
大津町をもっと知りたくなる、毎日見たくなるコンテンツを用意するホームページを目指す取り組みを紹介します。
事例発表3
- ナッジを活用した広報活動
神奈川県横浜市
横浜市行動デザインチームは、地方自治体初のナッジユニット。行動科学の知見を活用し、市民にとって効果的な広報活動を展開している取り組みを紹介します。