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自治体広報トピックス

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AIに期待を感じる」が6割超 〜第4回「AIに関する生活者意識調査

株式会社電通

公開日 : 2026年2月25日

さまざまな分野でAIサービスの活用が進む中、株式会社電通が実施した第4回「AIに関する生活者意識調査」によると、AIの利用経験について、「AIを利用したサービスに対して漠然とした期待を感じたことがある」「AIが生成したコンテンツの質が高く、面白いと感じたり満足したりしたことがある」と答えた人がともに6割いることが分かりました。

 

第4回「AIに関する生活者意識調査」は、AIサービスを利用したことがある全国15〜69歳の3000人を対象に、インターネット調査により、2025年11月7日〜11月9日の調査期間で実施されました。同調査は、AIに関する認知などについて聞いた前回調査(2024年7月実施)から設問項目を更新し、AI利用に伴う経験やさまざまな変化の傾向などを把握することを目的に行われました。

 

6割超がAI情報のファクトチェックを実施

はじめに、AI利用に伴う経験について、「あなたが実際にAIを利用した際に以下(九つの選択肢)の経験をしたことがありますか?」の問いに対し、「AIを利用したサービスに対して漠然とした期待を感じたことがある」と、「AIが生成したコンテンツの質が高く、面白いと感じたり満足したりしたことがある」がともに61.7%で6割を超えました。次いで、「AIを利用したサービスは信頼できると思ったことがある」56.6%、「AIを利用したサービスは信用できないと思ったことがある」49.9%の順でした。「AIが生成したコンテンツに個人情報が含まれていたことがある」は最も低く18.5%でした。

 

次に、「ニュースや新しいトピックを知る際に、AIの情報をどの程度信頼しているか」を聞いたところ、「とても信頼できる」「信頼できる」「やや信頼できる」の合計は66.1%で、こちらも6割を超えました。世代別では20代が72.6%、30代が71.6%で多く、一方で、15〜19歳は60.0%と、全世代の中で最も少ない結果でした。

 

また、「AIの回答が間違っていた経験はあるか」を聞いたところ、「数多く経験した」「時々経験した」の合計は64.0%で、世代別では15〜19歳が79.9%と最も多い結果でした。

 

さらに、AIで得た情報について、「自分なりに裏付け(ファクトチェック)をしているか」を聞いたところ、「ファクトチェックをしている」(「毎回している」「たまにしている」の合計)は63.2%でした。世代別では15〜19歳が70.7%と最も高く、20代〜40代の各年代でも平均を上回りました。

 

次に、「AIを利用することで向上したこと」について、「仕事の効率」「創造性・アイデア発想力」「意思決定のスピード」などの項目を設け、AIを利用することでどの程度向上したかを聞いたところ、全体では「仕事の効率」が52.5%で最も多く、次いで「創造性・アイデア発想力」50.3%、「意思決定のスピード」47.2%の順でした。一般企業従事者では「仕事の効率」が63.4%で最も高く、15〜19歳では「勉強の効率」が70.0%、「勉強のクオリティ」が67.9%の順でした。

 

また、「AIを利用することで『日常生活』『仕事』『学業・勉強』に時間的・精神的な余裕ができた」と感じる人は全体で36.2%でした。職業別にみると、一般企業従事者は46.6%でしたが、一般企業管理職以上は55.6%で、半数以上が余裕ができたと答えました。

 

また、「AIを利用することで『学業・勉強』に時間的・精神的な余裕ができた」と感じる人は全体では35.1%で、世代別では15〜19歳で最も多く、63.4%と6割を超えました。

 

一方、AIを利用する際に「楽をしていると思われることが心配」な人は、全体では42.2%でしたが、世代別では、15〜19歳が63.4%、20代が51.3%と、平均より高い結果となりました。

 

調査報告書では、「本調査から、AIが生活者の日常の判断や行動に徐々に組み込まれつつある」とし、また、6割以上がファクトチェックを行っている点についても、「AIを過信せず、主体的に使いこなそうとする姿勢が定着し始めている」と捉えた上で、「AIが効率化の手段であると同時に、心理的にも身近な存在として受け止められていることが分かる」と分析しています。

 

月刊誌「広報」2026年2月号掲載

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