
自治体広報トピックス
高校生の投票に行った理由のトップは「家族に言われて」
山形県選挙管理委員会
公開日 : 2025年8月25日
山形県選挙管理委員会では、昨年10月に行われた衆議院選挙について、県内の高校3年生を対象にアンケートを行いました。「投票に行った」と回答した生徒に「投票に行った理由」を尋ねたところ、割合が最も高かったのが「せっかく与えられた権利だから」と「家族に投票に行くように言われたから」でした。
令和6年(2024年)10月27日に執行された第50回衆議院議員総選挙で、山形県の投票率は60.82%を記録し、直近の過去4回の国政選挙に続き、全国第1位となるなど高い数値を記録しました。一方、10代の投票率は43.37%で全体の投票率から17.45ポイント下回る結果に。また、18歳の投票率は54.16%、19歳の投票率は31.74%で、いずれも令和3年の前回衆院選よりも低下しました。
山形県選挙管理委員会では、若年層の投票率向上のための具体的な啓発の取り組みにつなげるため、国政選挙における県内の高校3年生の投票状況や選挙に対する意識等に関するアンケートを実施しており、県のサイトでこれまで実施した「高校3年生へのアンケート調査の結果」を公表しています。昨年の衆院選について聞いたアンケート結果が、6月に公表されました。
アンケートは、県内のすべての高等学校の3年生を対象とし、PCやスマートフォンで県電子申請システムにアクセスする方法で回答してもらいました。回答者数は39校で1,116人、そのうち衆院選で「選挙権があった」生徒は678人でした。選挙権があった生徒に投票したかを聞いたところ、「投票に行った」は74.0%。「投票に行った」と回答した生徒に投票に行った理由を聞いたところ、「せっかく与えられた権利だから」と「家族に投票に行くように言われたから」がともに28.7%で最も高く、次いで「政治をよくするためには投票することが大事だから」が21.3%、「投票するのは国民の義務」13.9%でした。また、誰と投票に行ったかを聞いたところ、「家族と行った」が89.4%で最も高く、「一人で行った」は7.6%、「友達と行った」は2.8%でした。
「家族が投票に行く場合に、投票に行った割合」を分析したところ、家族が「全員投票に行った」または「投票に行った者がいる」と回答した生徒の「投票に行った」割合は85.2%でした。これに対し、家族が「全員投票に行った者がいない」と回答した生徒の「投票に行った」割合は5.9%でした。この結果について、家族の投票行動と生徒自身の投票行動に相関関係が見られると分析しています。
そのほか、投票した生徒の投票方法では、「投票日の当日投票」が70.1%、「期日前投票」が29.9%で、前回と比べて期日前投票を利用した生徒の割合が4.2ポイント高くなりました。
月刊誌「広報」2025年8月号掲載