セミナー・イベント

広報セミナー 2023カリキュラム

カリキュラム

講義 各約60分

講義1
  • 自治体における生成AIの活用方法と留意点
    株式会社THE GUILD代表 深津 貴之 氏

ChatGPTは、ユーザーの質問内容に対して、AIが適切な回答を生成してくれるチャット(会話)型AIサービス。横須賀市のAI戦略アドバイザーとして同市職員向けのChatGPT使いこなし研修を実施している深津氏から、生成AIで何ができるのか、生成AIを自治体でどのように使えばいいのか、生成AIの利用で気をつけなければならないことは何かなど、自治体における生成AIの活用方法と留意点を学びます。

●プロフィル
インタラクションデザイナー。株式会社thaを経て、Flashコミュニティで活躍。2009年の独立以降は活動の中心をスマートフォンアプリのUI設計に移し、株式会社Art&Mobile、クリエイティブファームTHE GUILDを設立。現在はnoteのCXOなど、領域を超えた事業アドバイザリーを行う。執筆、講演などでも精力的に活動。


講義2
  • 広報業務へのChatGPT活用術
    株式会社Gaudiy HR/PR・PR lead 牛山 マーティン 氏

ChatGPTは、文章作成や校閲、翻訳やプログラミングなど、さまざまな機能を有しています。こうした機能を、広報紙やウェブサイトの制作・運用などの広報業務にどのように使うことができるのか。無料バージョンと有料バージョンを比較しながら、ChatGPTを広報業務にどのように活用できるかを学びます。

●プロフィル
IT関連企業でのWebデザイナーや事業開発ディレクターを経験した後、2015年にクックパッドに入社。2018年から同社の広報として、複数の新規事業のプロダクト広報を担当。2022年6月にGaudiyに入社し、広報やブランディングを担当。最近はNotionやChatGPTを活用した広報業務DXにも取り組む。


講義3
  • 『伝わらない』を『伝わった!』に変えていく。『伝わる言葉』のクリニック
    合同会社コトリ社代表/クリエイティブディレクター/
    ブランディングコピーライター 坂本 和加 氏

「一番言いたいことをうまくまとめられない」「この文章だと相手に伝わる感じがしない」など、頭の中に言いたいことが浮かんでいるけれど、うまく言葉にできない、うまく書くことができないことはありませんか。自分が伝えたいことと相手が知りたいことの「共通項を探す」思考法、一番言いたいことを一つに絞る「ひとこと化」の思考法で、原稿作成やキャッチコピーづくり、プレゼンテーションなどに役立つ伝える技術を学びます。

●プロフィル
主な仕事に「カラダにピース」「健康にアイデアを」「行くぜ、東北。」「WAON」「イット!」などがある。現在は新事業などのブランドビルドやリブランディングに力を入れて活動している。NHK for School「アッ!とメディア」に講師出演など、自社テキスト『自分キャッチコピー』を使った企業団体向けセミナー等も経験多数。一般企業から転職し、現在、合同会社 コトリ社代表。著書に『ひとこと化』ダイヤモンド社。


講義4
  • 情報発信に生かしたいユニバーサルデザイン
    デザイナー 間嶋 沙知 氏

ユニバーサルデザインとは、文化・言語・国籍・年齢・性別や障がいの有無、能力差などを問わずに、誰もが利用できることを目指したもの。色や文字、言葉、レイアウトなど、どんな媒体にも必要なデザインの考え方です。より多くの人に情報を届けるための「ユニバーサルデザイン」の視点を取り入れた情報発信の方法を学びます。

●プロフィル
高知在住のフリーランスデザイナー。大学卒業後、桑沢デザイン研究所の夜間部に学ぶ。東京、高知のデザイン事務所を経て、2016年に独立。高知市を拠点に県内外の企業、店舗、個人、団体のサービスや商品に関わるデザインを手がける。目下の関心はアクセシビリティ。「個々の良さが発揮される風通しの良い世界」にデザインで貢献することを目指して活動している。著書に『見えにくい、読みにくい「困った!」を解決するデザイン』(2022年/マイナビ出版)。


講義5
  • 行動科学と広報コミュニケーション
    コピーライター/プランナー 前田 めぐる 氏

自治体には、住民の暮らしに役立つ多くの施策があります。それらを押し付けることなく、住民が自発的に参加・協力したくなる表現方法があるとしたら知りたいと思いませんか。人間の行動を科学的に研究する行動科学に、その鍵があります。行動科学を使ってスムーズに施策を進めているさまざまな例を確かめながら、ナッジ理論など広報コミュニケーションに生かせるポイントを学びます。

●プロフィル
大学卒業後、企画制作会社に勤務。コピーライター、プランナーとして、広告の企画立案から制作、自治体事業の商品開発などを経験する。独立後は、コピーライティング・プランニング・コンサルティングを中心に活動。SNS研修では「伝わる広報と文章術」などを伝える。著書に『この一冊で面白いほど人が集まるSNS文章術』ほか。日本広報協会広報アドバイザー、危機管理広報アドバイザー。

 

事例発表 各約15分

事例発表1
  • 文章生成AIの業務での活用
    東京都

2023年8月23日に、文章生成AI「ChatGPT」を、全局の職員5万人が利用できる体制を整えた東京都。利用のルールやプロンプトのコツ、今後の展望などをまとめた職員向けの「文章生成AI利活用ガイドライン」を一般公開しています。生成AIという新しい技術を正しく使いこなし、行政サービスの質の向上を目指す取り組みを紹介します。


事例発表2
  • ChatGPTの全庁活用と今後の展開
    神奈川県横須賀市

2023年4月20日から、ChatGPTの全庁的な活用実証を行った横須賀市。実証の結果、業務効率向上の実感や、継続利用の意向が高い一方で、ChatGPTへの質問や指示の仕方、利用方法に課題があることが判明しました。現在は本格実装をしながら、課題解決を図るとともに、職員の活用スキル向上に取り組んでいます。ChatGPTの導入から活用までのノウハウ、今後の展開などを紹介します。


事例発表3
  • ありのままがあたりまえのまちへ ~性の多様性に関する取り組み
    兵庫県明石市

すべての市民が自分自身を大切にし、自分らしく生き、互いを認め合える「ありのままがあたりまえのまち」の実現を目指す明石市。パートナーシップ・ファミリーシップ制度の導入、「LGBTQ+フレンドリープロジェクト」を立ち上げたほか、性の多様性に関するさまざまな事業に取り組んでいます。性的マイノリティー(LGBTQ+)の人たちも含む、すべての人が大切にされるやさしいまちづくりの取り組みを紹介します。

 

お問い合わせは下記まで

  • 公益社団法人日本広報協会 事業部
    • 電話 03-5367-1702
    • ファクシミリ 03-5367-1706

 

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